まずは台選びの基本から

あなたはなんとなく台を選んでいませんか?

アイムジャグラーパネル画像

釘があるのはパチンコだけ。スロットには釘はないのに昔から、各台のデータを管理するものを、ホールの人間は釘帳と呼ぶ。

釘帳とはホールの人間がそれを見て、思わぬ出玉にギョッとしたり、あまりの売り上げにほくそ笑んだり、稼働の低さに泣いたりする、設置された全てのデータがまとめられたものである。言わばホールの家計簿のようなものである。

釘帳1枚に掲載されているのは12台分のデータ。台番号通りに並べられ、12台を超えたら次のページへ、機種が変わっても次のページへと進む。要するに、アイムジャグラーEXが15台、アイムジャグラー7が15台、クラシックジャグラーが15台ずらりと並んでいるとすれば、釘帳は6枚となるわけだ。

ほぼ全てのホールが、過去1週間分の設定や差玉が印刷された釘帳を見て設定配分を決め、各台に投入する設定を釘帳に書き込む。その釘帳を自作するというのがアイムジャグラー攻略法というわけだ。

設定や台情報をメモして釘帳を自作する

釘帳画像

【STEP1】
市販のメモ帳を縦3マス、横4マスの12分割にする。
・1マスの大きさは、台情報を書くだけの余裕を持たせる
・設定師の釘帳とは異なり、自作の釘帳は1枚に1日分を記入する

【STEP2】
シマの台番を釘帳に記入していく。
例えば、アイムジャグラーEXが12台あったとしたら、右の図のように記入していく。
・常に台番通りに左上から記入する(シマの配置は気にしないでOK)
・末尾に4や9が無いホールでは4や9を飛ばして詰めて記入する

【STEP3】
釘帳に高設定発表の印や閉店前の台情報を記入していく。

高設定が入るクセを見抜く!

【POINT1】
釘帳の1と12は独特な使い方をされることが多い!
台の配置とは異なる、釘帳の角台である1と12に当たる台にはなかなか高設定は入らないことが多い。予想がつきにくいということであまり狙わない方が良いと思われる。

【POINT2】
縦&斜めのビンゴを意識しろ!
例えば「2分の1で設定6」というイベントで2と6に設定6を入れたとするならば、次は10に入りにくいようだ。釘帳の横に並べば、実際のシマでも高設定が並ぶことになる。それを避けるのはもちろんだが、縦や斜めに並ぶことも、設定師は避ける傾向があるようだ。

【POINT3】
「全シマ」系イベントは前後のシマに注目!
釘帳をめくっていき同じ位置に高設定が入ることはあまりない。例えば釘帳の1枚目の1、2枚目の13、3枚目の25というような感じで高設定が入ることは少ない。このような傾向を読むことができれば状況によっては、候補に入れた台を1台ずつ消去法で絞っていくことが可能になる。

これらのポイントを考慮して台を選んだとしても、100%高設定台にありつけるかというと、そうでもない。しかし、逆の発想もありえる。というのは、高設定台を狙うのではなく、低設定台を避けるのだ。基本的な傾向として釘帳の角番にあたる1、4、9、12には高設定台が入りにくい傾向がある。もちろん、それ以外を毎日打って勝てるという保証も無いが、2択、3択で迷うという場面が多々あると思うが、そういったときに低設定台を消去していき、より高設定が入りやすい台を選択するという発想が大切なのである。そして、この方法こそ必勝法なのである。

アイムジャグラーの打ち方

まずは前日からデータを仕入れておく。無論、打つ数日前、できれば1週間分くらいのデータは欲しいところである。そして、ある程度狙い台を絞っていく。狙い台を確保するためにも朝イチで出勤しよう。

狙い台が確保できたら、打っている台の善し悪しを判断しよう。とりあえず1000G付近でREG出現率が設定2未満(1/442.8)以下ならば状況は悪いと判断すべきだろう。ここでズルズルいくと負けが濃厚になるので、ここは潔くスパッと辞めることが重要である。そして、自分の台の善し悪しを判断している間でも、周りの状況は常に見ておく必要がある。自分の釘帳と比較して、どんな予想が成り立つのか確認しておこう。

次に自分の打っている台の調子が良ければ、そのまま続行して良いのだが、悪ければ他に打つ根拠がある台があれば打ち、なければいったん帰宅すること。アイムジャグラーの必勝法はリスク回避にある。不安材料が少しでもあるのならば、深追いしないことが勝利への近道となる。

そしてここが常勝への分岐点となる。もちろん勝てばそれで問題ないのだが、勝っても負けてもデータを取ることである。そして翌日への勝利へと繋げるのだ。負けた日はもうホールへ行きたくない気持ちになるのは痛いほどわかるが、ここでデータを取らなければ、きっと明日も同じ思いをすることになる。明日は笑って帰るためにも今日は重い腰をあげてデータを取りに行こう。ホールに行く前から勝負はすでに始まっている、いやむしろ勝負は決まっているといっても過言ではない。


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